なまけ者は、これをつかわす者にとっては、 酢が歯をいため、煙が目を悩ますようなものだ。
愚かな者に託して事を言い送る者は、 自分の足を切り去り、身に害をうける。
忠実な使者はこれをつかわす者にとって、 刈入れの日に冷やかな雪があるようだ、 よくその主人の心を喜ばせる。
怠ることがなく、信仰と忍耐とをもって約束のものを受け継ぐ人々に見習う者となるように、と願ってやまない。
すると、主人は彼に答えて言った、『悪い怠惰な僕よ、あなたはわたしが、まかない所から刈り、散らさない所から集めることを知っているのか。
心の痛める人の前で歌をうたうのは、 寒い日に着物を脱ぐようであり、 また傷の上に酢をそそぐようだ。
熱心で、うむことなく、霊に燃え、主に仕え、
言う、「あなたはそこに立って、 わたしに近づいてはならない。 わたしはあなたと区別されたものだから」と。 これらはわが鼻の煙、ひねもす燃える火である。
なまけ者よ、ありのところへ行き、 そのすることを見て、知恵を得よ。